妊娠中に健康診断を受けたらD判定がいっぱい！？だったので詳しく調べてみた

妊娠中に健康診断を受けたら

と、とても驚きました。

これらの異常項目は妊娠の影響が大きいのだろうとは思いつつ、詳しく知りたくて調べてみました！

C判定：要経過観察
D判定：要精密検査

脂質

私の健診結果（脂質）

検査項目	検査値	判定	基準値
HDLコレステロール	94	A	40mg/dl以上
LDLコレステロール	164	C	60〜119mg/dl
中性脂肪	168	B	30〜149mg/dl以上

脂肪は、妊娠中のママのエネルギー源として貯められます。

なので、お腹の赤ちゃん以上にママの体重は増えていきます。

妊娠30週までに約4kgの脂肪が、お腹や背中、太ももに蓄積されるそうです！

脂肪がよく作られて脂肪組織が増えることにより、血液中の総コレステロールと中性脂肪が増加するのだそうです。

総コレステロールとは血液中に含まれる全てのコレステロールの総量のこと。もちろんHDLコレステロールやLDLコレステロールも含まれますので、これらの数値も増加するわけですね。

タンパク質

私の健診結果（タンパク質）

検査項目	検査値	判定	基準値
総たんぱく	6.3	C	6.5〜7.9g/dl
アルブミン	3.4	D	3.9g/dl以上

妊娠中はママの血液量が多くなるようです。

それは、出産の出血に備えるためだろうと言われています。

血液の量が増える結果、血液中に含まれる成分の濃度が減少します。

その一つが、総たんぱくとアルブミンです。

血液が希釈されることで、総たんぱくやアルブミン値は見かけ上低下します。

貧血

私の健診結果（貧血）

検査項目	検査値	判定	基準値
ヘモグロビン（Hb）	11.4	C	12.1〜14.6g/dl
ヘマトクリット（Ht）	34.6	ー	33.0〜45.0％

赤血球数も増加しますが、それ以上に血液の量が増加します。

ゆえに、赤血球中のヘモグロビン値やヘマトクリット値が低下します。

妊娠性貧血は、Hb11.0g/dl未満またはHt33%未満とされます。

食後にめっちゃ眠い・・・？

なんてことはないですか？

実はこれにも、血液中の血糖値が影響しているそうなのです。

お腹の赤ちゃんのエネルギー源、ママの体の臓器での需要の増加、出産後の授乳などに備えるために、ママの体は糖質を貯めようとしています。

その結果、妊婦のママは食事前の空腹時の血糖値が低く、食後の血糖値が高い傾向にあります。

この食後の血糖値の急激な上昇の後の急降下により眠気を感じてしまうそうです。

上記に加えて、血糖値を下げる役割をしているインスリンが相対的に不足している状態（インスリンも増えてるんだけど、糖質の方が多すぎて不足気味になっている）にあるので、「妊娠糖尿病」に注意が必要なんだそうです！

まとめ

私の健診結果をもとに、妊娠中の体の変化について調べた内容をご紹介しました。

妊娠の影響だとしても、「高すぎる」「低すぎる」ということもありますので、妊婦健診の際に、職場の健康診断の結果を持参してみてもいいかもしれないですね♪

【参考文献】
森恵美他．系統看護学講座 専門分野Ⅱ 母性看護学2．医学書院，2017．

ちなみに、私は妊娠初期〜臨月の今まで貧血予防に努めています！

病院で処方される鉄剤は吐き気などの副作用がしんどいらしく・・・

できるだけ自分で鉄分を摂れるように努力しています。

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